エマダツィだけじゃない!ブータン人が毎日食べる「もう一つの定番料理」と家庭の味
- 2026/1/18
- 20代
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こんにちは!ブータン料理と聞いて、真っ先に「エマダツィ」を思い浮かべる方は多いのではないでしょうか?あの真っ赤な唐辛子とチーズのハーモニー、一度食べたら忘れられない刺激的な味ですよね!もちろんエマダツィはブータンを代表する素晴らしい料理ですが、実はブータン人が毎日の食卓で、もっと頻繁に、そして心から愛している「もう一つの定番料理」があるんです。
今回は、観光客にはあまり知られていないけれど、ブータン人の胃袋と心を満たす、まさに「おふくろの味」とも言えるブータンのソウルフードをご紹介します。エマダツィとはまた違った、優しくてホッとする味わいに、きっとあなたも魅了されるはず!
エマダツィだけじゃない!ブータンの日常に欠かせない定番料理とは?
ブータン人の食卓に毎日登場する、その「もう一つの定番料理」とは……そう、「ケワダツィ(Kewa Datshi)」なんです!
「ケワ」はブータンの公用語ゾンカ語で「ジャガイモ」、「ダツィ」は「チーズ」を意味します。つまり、ケワダツィとは「ジャガイモとチーズの煮込み」。なんだ、ジャガイモとチーズか、と思うことなかれ!このシンプルさが、ブータン人の心を掴んで離さない最大の理由なんです。
エマダツィが「唐辛子とチーズ」というパワフルな組み合わせなら、ケワダツィは「ジャガイモとチーズ」という、どこか懐かしく、ホッとする組み合わせ。家庭料理の代表格であり、各家庭にそれぞれの「おふくろの味」が存在する、まさにブータンの食文化の奥深さを感じさせてくれる一品なんです。
ケワダツィの魅力って?シンプルながら奥深い家庭の味
ケワダツィの主役は、なんといってもホクホクのジャガイモと、とろーり濃厚なブータンチーズ「ダツィ」。そこに玉ねぎやトマト、そして少量の唐辛子が加わり、水(またはだし)で煮込んで作られます。
- 優しい味わい: エマダツィほど唐辛子を大量には使わないため、辛さが苦手な方でも比較的食べやすいのが特徴です。もちろん、お好みに合わせて唐辛子を増減できるのも家庭料理ならでは。
- 飽きのこない素朴さ: ジャガイモの甘みとチーズのコクが溶け合い、一口食べると心温まるような優しい味が口いっぱいに広がります。毎日食べても飽きがこない、安心感のある味わいなんです。
- 栄養満点でお腹にも優しい: ジャガイモはブータンでも手に入りやすい食材の一つ。エネルギー源として、またチーズと共に必要な栄養を補給できる、まさに日々の生活を支える大切な料理です。
食卓での存在感と、ブータンチーズ「ダツィ」の秘密
ブータンの食卓には、必ずと言っていいほど赤米のご飯と、いくつかの煮込み料理が並びます。ケワダツィは、その中でも特に存在感のある一皿。他の料理の箸休めにもなり、またそれだけでご飯が進む主役級のおかずでもあります。
ところで、この「ダツィ」というブータンチーズ、皆さんはご存知でしょうか?日本のチーズとは少し異なり、独特の風味があります。ヤクや牛の乳から作られ、発酵させることで生まれる少し酸味のある、モチッとした食感が特徴。家庭で手作りされることも多く、そのダツィの風味が、ケワダツィの味の決め手となるんです。家庭ごとにダツィの風味や状態が違うため、同じケワダツィでも、訪れる家によって全く異なる味わいが楽しめるのも面白いところです。
ブータンの豊かな自然の中で育まれた乳製品は、まさに「ブータンの味の要」と言っても過言ではありません。このダツィが、ジャガイモの素朴な味わいを何倍にも引き立て、ブータンの家庭の温かさを象徴するような一皿を作り上げているんですね。
最後に:ブータンの「日常」を味わってみませんか?
ブータン旅行の際、エマダツィを試すのはもちろん素晴らしい体験です。でも、もしブータン人の本当の日常や、心温まる「家庭の味」に触れたいなら、ぜひこの「ケワダツィ」をオーダーしてみてください。現地のレストランはもちろん、ホームステイ先や地元の方の家でご馳走になる機会があれば、それは最高の思い出になるはずです。
エマダツィの刺激とはまた違う、心落ち着く優しい味わいは、きっとブータンの人々が持つ穏やかさや温かさに通じるものがあるでしょう。ブータンの食の奥深さを知る「もう一つの扉」、ケワダツィがあなたを待っていますよ!
次回のブータン旅行では、ぜひ「ジャガイモとチーズのハーモニー」を味わってみてくださいね。
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